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たいようオルガン

「たいようオルガン」
作・絵 荒井 良二
- アートン


手を上げて、「乗りまーす」yeah.gif


○おはなし
 たいようオルガンに見守られて、ゾウバスは長い長い旅をします。
 狭い道を走ります。でこぼこ道を通ります。橋を渡ります。
 大きい道を通り抜けて、雨の中、橋を渡ります。
 時には、ボートでお茶を頂き、トンネルだって入ります。
 

のりたいひと てをあげて
どうぞどうぞ のったりおりたり ゾウバスはしる




○KABA
 長男クンも次男クンも、絵を書きながら口が動いていることが多いんです。何か食べてる訳じゃないですよ。喋ってるんです。一つ描くごとに、その絵から想像が膨らんで、なにやらお話が出来上がっていくようです。
 例えば、家を描くとするでしょ?この家が、実に複雑になっていくんですよ。要塞みたいに秘密の階段があったり、トイレにいくつも便器が並んでいたり。そこの住人は、大きな帽子みたいなものをかぶっているかとと思えば、ロボットがいたり。横には説明文が添えてあることもあります。楽しくってしょうがない。そんな風に描いています。大人には、描けません。こんな絵。
 そう思っていたら、いました。荒井良二さんです。荒井良二さんの絵は、実際はどうかわかりませんが、子供が楽しんで描いた絵のように見えます。


 この絵本。ゾウバスではなく、たいようオルガンというタイトルに、最初は???でした。
 オルガン。KABAが保育の仕事をしていた頃、そこには足踏みオルガンがありました。両足でしっかり踏んで空気を送りながら、弾くんです。ピアノのように鍵盤に重みがない分、足元は大忙しでした。ブホッて音。わかるかな?空気が送りきれずに、音が割れて鳴るんですよ。ブホッて。太陽や月のオルガン。足元が必死になっているようではないんだけど、KABAに聴こえてくる音色は、電子オルガンではなく、ブホッの足踏みオルガンです。
 
ゾウバスを見守り、音を奏でる太陽。太陽に見守られる存在のゾウバス。

 朝起きるとそこに見えている太陽。そこにあるのが当たり前。この存在を感じる時って?
 夏。突き刺さる太陽の陽射しは、存在感ありますよね。曇り空、雲の隙間から陽射しが差し込み、明るくなると雲の上の太陽の存在を知ります。雨降りが続くと、太陽が懐かしくなります。
 光と温かさ。たいようオルガンは、これを音で伝えてくれています。見守ってくれています。雨降りに橋を渡るシーン。それまでのゾウバスも速いイメージはないけれど、このシーンは、さらにスピードが落ちているように思えます。黒雲の上のたいようオルガンの音が、ゾウバスに届いていないのでしょう。そして、オルガンの音が大きくなれば、光と温かさも、強くなっているのでしょうね。

みちせまい みちほそい
くさはえてる はなさいてる 


と、助詞のない文が度々でてきます。

のりたいひと てをあげて 
どうぞ どうぞ のったりおりたり ゾウバスはしる


繰り返される言葉

なんだか呪文のようにリズムよく響いていきますね。
ゾウバスに乗って、気持ちよく揺られながら、旅をしている気分になります。
行き先を決めず、カタゴト揺られながら、心地よい音色にのって、旅にでよう。


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