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いってかえって星から星へ

「いってかえって星から星へ」
作 佐藤 さとる ・絵 田中 清代
- ビリケン出版

実況中継してもらおうyeah.gif


○おはなし
 遠い、遠い銀河の奥の方からやって来た宇宙船。土星のそばを通って、地球までやってきたこの宇宙船に乗っているのは、見分けがつかないほど皆そっくりな、蜂に似た制服を着た、小さな人たちでした。
 この虫のような小さな人たちは、地球の敵ではなく、公園の椿の木に基地を作り、地球の調査をしています。隊員は時々、一人ずつ交代し、その為に、宇宙船に乗ってやってきます。
 さあ、交代した隊員が、今度は宇宙に帰ります。シャボン玉のようなカプセルに乗って、宇宙船に戻り、土星のそばを通って、帰っていくのです。

○KABA
 中学生の頃、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズにはまっていました。私も会いたいって単純に思っていました。お化けやUFOを信じないのに、なぜか「小さい人」の存在は、信じられたんですよね。「会いたい」って思えるかどうかが、存在を信じる大きなポイントだったのかもしれません。めったに開けない母親の着物の入ったタンスの引き出しや、林の草陰なんかには、気がついていないだけで,実はKABAの身近にもコロボックルが存在しているんじゃないかと思っていました。村上 勉さんの挿絵もまた、そんな気持ちにさせてくれる、意志のある眼をしたコロボックル達でした。

 この絵本。その佐藤さとるさんのお話しです。宇宙人として出てきた、小さい人たち。椿の木に、基地を作っているところが佐藤さんワールドですよね。そしてこの小さい人たち。期待を裏切ることなく、田中清代さんの絵で、実にキュートに描かれていて、うれしくなってしまいました。
(田中清代さんの絵本「トマトさん」をブログ内のページで紹介しています。この絵本の絵とは雰囲気が違いますが、とっても味のあるトマトさん(野菜だけに・・・て訳じゃないですが)、KABAは大好きです。)
 
 行って帰る絵本。おもしろい仕掛けになっている絵本です。上下逆にしても逆さ絵(怒った顔のおじさんの絵を上下逆さにすると、ひげ面の笑い顔のおじさんになるなんていう絵です。)としてではなく、絵が成り立っています。宇宙空間や、上空から見た絵に、上下感覚がないので、違和感なく見ることが出来ます。
 ただ、自分で読んでいると、文章にばかり目が行くんですよね。絵本の特徴から、文と絵が切り離されているので、両方を楽しむことが難しい。実況中継のような内容の文章です。この絵本は、ぜひ誰かに実況中継してもらって、楽しむべきでしょう。


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