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なぞなぞのすきな女の子

「なぞなぞのすきな女の子」
作 松岡 享子 ・絵 大社 玲子
- 学習研究社


 なぞなぞなあに?yeah.gif


○おはなし
 あるところに、なぞなぞのすきな女の子がいました。毎日、おかあさんと、うちで、なぞなぞをしていましたが、おかあさんは、女の子のなぞなぞの相手にくたびれて、おもてへ行って、誰か別の人となぞなぞをするように、言いました。
 女の子は、森へ、なぞなぞの相手を探しに出かけました。そこへ、お昼に食べる子供を探しているオオカミが、やってきました。
 女の子は、オオカミとなぞなぞ遊びを始めました。でも、オオカミは、女の子のなぞなぞを、なかなか答えられません。女の子は退屈になって、家に帰ってしまいました。
 
 一方、オオカミは答えがわからず、昼食も食べずに、ずっと考えていました。その様子を不思議に思い、オオカミにおっかなびっくり近づいてきたのは、これまたなぞなぞ好きの子ウサギ。なぞなぞの答えを、オオカミに教えてやりました。
 
 答えがわかったオオカミは、女の子は食べようと、女の子の家にやって行きました。その様子を2階の窓から見ていた、留守番中の女の子。玄関と1階の窓を閉めて、2階の窓から顔を出して、オオカミが来るのを待ちました。
 窓の下でオオカミは、女の子になぞなぞの答えを叫び、「くってやる」と言います。 女の子は、今度はオオカミがなぞなぞを出し、自分が答えられなかったら食べてもいい、と言いました。
 しかし、オオカミは考えても考えても、なぞなぞが浮かびません。結局オオカミの出したなぞなぞは、以前に女の子に言ったことのある、なぞなぞでした。

「白くて、柔らかくて、うまいもの なあんだ?」

女の子は答えました。

「しろくて、やわらかくて、おいしくて、おまけにおおかみさんより、ずっとずっと かしこいひと だあれ? それは、わ・た・し!」



女の子は、そういうなり、パタンと窓を閉めました。


○KABA
 子供たちの成長につれて、絵本だけでなく、児童書も楽しみたい。そんな思いがあるのですが、絵本に比べて、児童書となると、何を手にとればいいのかわからない、と悩んでいました。そんな時、近くの図書館で「絵本から児童書へ」と題した講座があリ、参加しました。
 2時間の講座の中で語られたのは、「声に出して読んであげましょう」と言うことと、講師の方のおすすめの児童書の紹介でした。そして、この本を人形を使って、お話してくださいました。

 松岡 享子さんは、作家紹介の欄によると、家庭文庫を開き、子供と接しながら子供の本の普及に努められたそうです。そして、このお話は、手作りの指人形を作ったことから、生まれたお話だそうです。確かに、一つの場面で2役以上は出てきません。両手に足るように、お話が出来ているんですね。
 前述の講座の中で、講師の方がお話してくださった時も、女の子とオオカミの人形を使ってのお話でした。そして、お母さんは講師の人自らが行い、前半の、女の子がうちに帰ってオムレツを食べるところまで、話してくださいました。
 ここまで聞くと。オオカミは、一体どうなるのか?気になりますよねえ?早速図書館で借りて、うちの息子クン達と楽しんだ次第です。

 この女の子と同じように、息子クン達もなぞなぞが好きです。
 次男クンの定番なぞなぞは
「ゴリラさんの好きな食べ物は、なあんだ?--バナナ」
 長男クンの定番なぞなぞは
「眼が3つに足が1本、なあんだ?--信号」
です。
 この定番を盛り込んで、なぞなぞ遊びをします。長男クンは、研究に余念がなく、新しいなぞなぞを仕入れては、KABAに問題を出してきます。問題を出すときの、長男クンのうれしそうな顔。お話しのお母さんのように、くたびれてしまうこともありますが、その顔をみると、「なになに?」と身を乗り出して聞きたくなります。

 この本、中表紙にいろんななぞなぞが載っています。早速、長男クンは、新しいなぞなぞを仕入れるために、読んでいました。ここは、KABAが読んであげるわけに、いきません。ネタが、ばれちゃいますからね。

 最後のページのオオカミさん。この姿に注目した次男クン。「あーあ」って、オオカミさんの言葉を代弁していました。表情は見えませんが、がっくり肩を落としたおおかみさん。さっきまでの勢いは、どこへやら。文章はありませんが、オオカミさんの性も根も尽き果てた様子が、伝わってくる絵ですね。

 そして。表紙の女の子と子ウサギ。なぞなぞ遊びの、いい相手を見つけたようですね。頭に手をやっている女の子が、答える番かしら?答えを考える時は、頭に手をやればいいってオオカミさんに教えてあげてましたから。


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*キーワードで探しましょ♪「なぞなぞ」の本たち*
「なぞなぞシリーズ  1・2・3のまき」
中川・山脇コンビによる、おなじみのキャラクターが登場する幼児向けなぞなぞ絵本。勤めていた幼稚園の園長先生に頂いた、思い出の絵本です。4歳の次男クンも楽しめるなぞなぞ絵本です。



「なぞなぞなーにシリーズ
 はるのまき・なつのまき・あきのまき・ふゆのまき」
 
長男クンが良く見ていた、季節ごとのなぞなぞ絵本です。


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コメント

ブチョロビッチョロ さんへ

コメントありがとうございます。
 「たんたのたんけん」「ももいろのきりん」「いやいやえん」は、実際読んだことがありますが、他も興味があります。読んでみますね。
 先日、「絵本から児童文学へ」という講座に出た際、同じ本も挿絵が変わったり、同じ挿絵でも左右が逆に(カガミ絵みたいです)なったりしている本を、見せてもらいました。昔話絵本なんかになると、同じお話でも、文章までもちがいますもんね。読み比べてみるのも、おもしろいですよね。後は好みの問題になるんでしょうか。
 

大好きでした♪

初めましてe-466
大好きだった本が紹介されていて嬉しくて・・。
実家にあったものを引き取り、今本棚に並べています。
松岡亨子さんの著書では「サンタクロースの部屋」を最近読み、
気が付けばこの本も松岡さんだったなと改めて感慨深いです。

当時好きだった本で実家から自宅にもってきたものは
「たんたのぼうけん」「たんたのたんけん」
「オバケちゃん」「オバケちゃん ねこによろしく」
「ももいろのきりん」「いやいやえん」「もりのへなそうる」
などなどです。
「オバケちゃん」は現在いとうひろしさんの挿絵ですが
私の持っているのは小薗江圭子さん:絵のものです。
最近では絵本「まゆとおに」を気に入った後に
「やまんば山のモッコたち」(共に富安陽子:作 降矢奈々:絵)
の方が先にあったお話だと知り、購入しました。
素晴らしい色彩の表現やおいしそうな食べ物たち、
素敵なやまんば母さんは憧れです。

子どもたちが大きくなったら他にも読んであげたい児童書が色々。
でも寝る前に読んでいると眠くなってくるのが悩みのたねです。

えほんかあちゃんさんへ

松岡享子さんは、児童図書館学をウェスタンミシガン大学大学院で学ばれたと、書いてありました。子供と接しながら、海外の本ももっと、広めたいと思われたんでしょうね。そんなところは、えほんかあちゃんさんと似ていますね。
我が家にあるミッフィーは、石井桃子さんのものなので、また、松井享子さんのものもチェックしてみます。

かわいいお話ですね。

ウチのマルは、なぞなぞはまだですが、「ねえ、かあちゃん、ご注文は何ですか やろうよ」と、1日に何十回も言います。そのたびに「抹茶アイスお願いします」と言わないといけないんです。この絵本のお母さんみたいに、「だれか 別の人をさがしておいで」と言いたくなります。
KABAさんの長男君のように、なぞなぞを楽しむ日も、いずれ来るんでしょうね。
かわいいお話なので、こんど図書館で探して見ますね。
素敵な絵本の紹介、ありがとうございます!
松岡享子さんは、翻訳家としても活躍されていますよ。石井桃子さんの訳で有名なうさこちゃん(ミッフィー)シリーズにも、いくつか作品があります。

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