おやすみなさいコッコさん
| 「おやすみなさいコッコさん」 | 作 ・絵 片山 健 − 福音館書店 読んであげるなら:2〜4歳から |
とろりん、夢の中へ

○おはなし
夜。起きているのは、おつきさまだけの時間です。でも、まだ起きている女の子、コッコさんがいました。おつきさまは、コッコさんを眠りへと、いざないます。
もう そらの くもも ねむったよ
「そらの くもが ねむっても コッコは ねむらないもん」
いけの みずだって ねむったよ
「いけの みずが ねむっても コッコは ねむらないもん」
眠らないと返答するコッコさんですが、少しずつ少しずつ・・・。
まどろみ、眼がうつろい。
ほーら おてても ねむったよ
コッコさんはおつきさまに見守られながら、眠りの世界へ。
○KABA
太眉のコッコさん、一体いくつでしょう?「コッコさんとかかし」のコッコさんは、5歳ぐらいに思えますが、このお話のコッコさんは、もっと幼さを感じます。
この絵本。就寝前に読み聞かせをしたのですが、「ワ、次男クンみたい」って前置きしてから読んだので、次男クンは、どこが似てるの?って気になったよう。
絵本の中で、コッコちゃんのお兄ちゃんは、コッコちゃんより一足お先に夢の中へ。KABA家でも、長男クンが、一番寝つきがいいんです。次男クンは布団の上でゴロゴロ、なかなか寝付けずにいます。この夏は特別暑かったので、どこが一番涼しいか、ゴロゴロ転がって放浪し、気がつけば、フローリングの上でグースカ眠っている次男クンを発見することも、しょっちゅうでした。
そんな次男クンがまどろみ始めると、KABAは息を潜めて見つめています。眼がだんだんと薄目になり、1点を見つめるようになったら・・・。コソコソ動いていた足の動きがパタッと止まり、手のひらは力なくダラリと半開き状態。スー、スー、やさしい寝息が聞こえてきたら、次男クン、眠りの世界へ旅立ち完了です。
作者の片山健さん、身近にこんな子供がいたんじゃないかな?じゃなかったら、こんなコッコさんの眠りに落ちる様子、見事に描けないよー。そう思うほど、リアルです。
お月さまは、コッコさんの眠りを見守る母親、父親の姿ですね。いつもこうありたいもんですねー。
このお話しの中で、コッコちゃんが読んでいる絵本。「もぐらとずぼん」でおなじみベチシカの「りんごのき」ですね。こんな遊び心、憎いですね。それだけじゃなく、コッコさんの掛け布団の柄、今時見かけないこのレトロな柄も気に入っているKABAです。
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