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日本どんぐり大図鑑

「日本どんぐり大図鑑」徳永 桂子
- 偕成社

調べてみよう。眺めてみよう。yeah.gif


○内容
 日本で観察できるどんぐり全種の樹形・樹皮・花・実・葉・芽生えまでも、細密画で描かれています。
 ドングリの実と葉は、実物大で描かれているので、どんぐりの種類の探索に役立ちます。

○KABA
 最近どんぐり拾いに行く場所には、砂利のごとくどんぐりが落ちています。坂になっているところでは、このどんぐりの上に乗って転んでしまうほど…。次男クンは、何度も転んでいます(*_*;。そこには、いろんなどんぐりのなる木があるのですが、息子クンたちは、池のそばにあるどんぐりがお気に入り。どんぐりで遊んだら、池のそばにいる猫と遊んで。お次は、池のカモにパンくずをやって…。このコースで遊ぶのがいいようです。

 さて。この絵本、もとい図鑑は「絵本で英語子育て」のえほんかあちゃんさんのブログで紹介されていました。この図鑑を片手にどんぐり拾いに出かけよう!そう思いましたが、いやー、この重い図鑑。片手で持って、子供の荷物を持ってたら…。自由気ままに動き回る息子クンたちの相手はできませんね。家の中で眺めることにしました。

 どんぐりが実物大で描かれているので、調べてみたい気持ちになります。砂利のように落ちていた小さいどんぐりは、アラカシ。息子クンたちが粘土山と呼んでいる(赤土のとれる)山裾で拾ったどんぐりは、クヌギ。隣の市の図書館横の公園で拾ったどんぐりは、コナラ。
 こうして見てみると、どんぐりの種類の多さに驚きます。徳永 桂子さんもそうだったそうです。

 この図鑑のまえがきに、子育て中のママにとっては興味深いことが書いてあります。
 子育てがひと段落した時、何かをしたい、何ができる?そんな思いで、徳永さんが始めたのが、どんぐりの木を描くこと。
 「一つの花を描くのに1週間」かかることもあったそうです。全国を飛び回り、歳月を費やして作り上げた図鑑なのです。
 思いを実行に移す。それをやり遂げる。徳永さんのそのバイタリティは、彼女だから、彼女は特別だから、などとは思いたくありません。大きなことではなくても、できないと否定するより、行動に移したい。そう思いました。

 ボタニカルアート。徳永さんの描いたこの絵は、そう呼ばれるものだそうです。ボタニカルアートとは、植物の姿を正確で細密に描かれた絵のことだそうです。その昔、植物の知識を得るうえで大変役立つものだったそうです。写真の出現によって記録画としての需要が失われてからも、植物画の伝統は受け継がれ、今なお、ボタニカルアートとして、多くの人々を魅了しているそうです。徳永さんの絵は、英国王立園芸協会の展覧会で金メダルを受賞し、その協会のリンドレイ図書館(1868年に設立。1514年から現代に至る5万冊もの書籍、300種の雑誌、1万8000点のボタニカルアートを収蔵している世界最大規模の、園芸図書専門の図書館)に2作品所蔵されているそうです。

 ぶっちゃけ。図鑑は写真が適当でしょー。なーんて思っていた絵のど素人の私ですが、細密に描かれた絵には、ひきつけられました。特に、樹皮。ボーッと眺めていると、ふと、それが絵であることを忘れて手のひらでなでていました。樹皮のゴツゴツとした手触り。触感が感じられそう。
 また。
この季節がら、落葉樹を見ると物悲しさを感じていましたが。ここに描かれた木の枝っぷり。今まで姿が見えていた枝の先には細い枝があって、その先にはさらに細い枝があって。まるで迷路のようにあちらこちらに道がつながっているようです。そして、下に目をやるとどっしりとした木の幹。葉の落ちた木々は、しっかり静かに息づいていることを感じました。

 これは図鑑ですが。絵本のように。どんぐりの木々たちの生命のストーリーを感じる本ですね。

 そうそう、余談ですが。各ページのページ数、どんぐりの絵の中に数字が書かれています。パラパラめくれば、どんぐりがころころ転がって見えるようになっているんですよねー。なのに!図書館で借りたこの本にその部分に、なんの絵かは読み取れないちっちゃなハンコが押されているんです。パラパラパラパラ。気分よくめくって遊んでいたら、突然どんぐりに異変!もう!
 そこだけめくらないように。パラパラパラパラ。学生時代、教科書でパラパラ漫画をしていたのも思い出して楽しんじゃいました。
 徳永さん、お茶目だわ。図鑑で遊べるとは思わなかったよ。 
 
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*これも図鑑?*

「妖怪図鑑」
河童、天狗、山姥たちから口裂け女まで。飯野和好さん独特の絵の妖怪が、いい味を出しています。図鑑?としては物足りないかな?でも、十分楽しめますよ。



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コメント

ミヅポン さんへ

描く。と一口に言っても、いろんな世界があるんですねー。教育テレビで時々見るサンドアート(砂絵)みたいな、形として残しておけないものもあるし…。
私は感動しておしまいですが、絵の才能のあるミヅポン さんが、うらやましいです…。描くこと。楽しく頑張ってくださいね。

こんばんは(^▽^*)コメントありがとうございましたぁ。
私もTBお願いに上がりましたヾ(@^▽^@)ノ
この絵本は、私もえほんかあちゃんさんから
お聞きして借りたんですけど
すご~い沢山のどんぐりに驚いたのと、ステキなボタニカルアートに
とても勉強になりました。
KABAさんのブログでは、色々調べられて記事にされているので
すご~~~~い!と思いました。
私も見習わなくては(;´▽`A
ボタニカルアートは、昔の図鑑に用いられていたもので
根まで描いたり植物の細かな所まで書き込むので、
こんな本がたくさんあると
現代の子どもに、と~っても良いんですけどね(^▽^*)

えほんかあちゃんさんへ

こだわりを持って続けることって、いくら子育てがひと段落したからと言って、容易なことじゃあなかったでしょうね。ほんと素晴らしいです。
えほんかあちゃんさんも、子育て中でありながら、やりたいことを続けておられて、すごい!!!模索中の私にとって、前を見つめている人を応援したい気持ちでいっぱいです。Take it easy!!

どんぐり図鑑の傑作です!

って言っても、これしかもっていないんですけど。
とっても気に入ってしまいました。KABAさんも気に入ってくれましたか?ウチのブログも紹介していただいて、ありがとうございます。こちらからもTB送らせていただきますね。
徳永さんが子育てに区切りがついたころに「何かできることは?」と考えてはじめられたってところ、子育て中の母として本当に共感を覚えますよね。でも、ここまでこだわったものを作りあげてしまうなんてことは、誰にでもできることじゃありませんね。素敵!

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日本どんぐり大図鑑

日本どんぐり大図鑑(2004/03)徳永 桂子商品詳細を見る対象年齢:どんぐりに興味があれば何歳からでも(;´▽`A著者の紹介☆作:徳永 桂子(とくなが けいこ)…1947年に生まれ、18歳の時より専門学校で美術を学び22歳

絵本? どんぐり大図鑑 

日本どんぐり大図鑑 著者:徳永 桂子 販売元:偕成社Amazon.co.jpで

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