ロボットせんせいせかい一
| 「ロボットせんせいせかい一」 | 北川 幸比古 作 前川 かずお 絵 − 理論社 |
ひとりひとりが世界一

○おはなし
仕事に追われて、生徒たちと遊ぶ時間がない先生。何とか時間を作るために、役所がお勧めしている、ロボット先生に来てもらうことにしました。
誰もまだ使ったことのないロボット先生、どんな先生が来るのか、子どもたちは心配です。子どもたちは、ロボット先生に一緒に遊ぶように、と頼むことにしました。
学校の正門の前で、ロボット先生を探し出しました。
さあ、遊ぼう。あれやこれやと遊び道具を出してくれるロボット先生に、子どもたちはどこかへ連れて行ってほしい、と頼みました。
行先は、ほらあなの中、海の底、山のてっぺん、人魚姫の国。ロボット先生手作りの乗り物に乗ってどこへでも出かけられました。
しかし、人魚の国で、ロボット先生が故障してしまいました。これでは家に帰れません。子どもたちは大弱り。日本でも、人間の先生が、子どもたちがいないので大慌て。大急ぎで役所の人と先生は、人魚の国に向かいました。
人間の先生たちが着いてみると、なんとロボット先生は、故障したふりをしているだけでした。人間の先生は、故障も失敗もしないよう、がんばってばかりなのに。
ロボット先生は世界一だね。
人間の先生も世界一。誰だって比べなければ、一人一人世界一。
さあ、日本へ帰ろう。
○KABA
昨日、NHKで、ロボット選手権がありました。高専の生徒たちが、製作したロボットで騎馬戦をするというもの。。将来の夢はロボット作りという長男クンとともに観ていましたが、なかなか見ごたえがあり、面白いものでした。
一昔前なら長男クンの夢は夢物語ですが、現在ではそのロボット作りを職業にしている人がいたり、こういった大会があったりして、決して夢物語とも言えません。大学にそういった学科がある所もあるとか。これからいくらも将来の設計図は変化していくのでしょうが、長男クンの夢の受け皿が存在しているのだなーって思う今日この頃です。
このストーリーは土曜日の午後の出来事。午前中、子どもたちは学校へ行っています。1983年初版ですから、その頃の時代背景と現在との違いを感じます。が、現在にもぴったり沿ったお話です。
何事にも一生懸命の人間の先生。子どもたちの期待にこたえようと、がんばりすぎる人間の先生と、故障したふりをするロボット先生。肩の力のぬき加減が、ロボット先生は絶妙です。落ち込む先生に言った、生徒の言葉。
「比べなければ、誰でも一人一人が世界一」 って、はやりの歌で聴いたセリフと似てますねー。
長男クンは、これは面白いなーって言っていましたが、大人の私には、いろんなことが伝わってくる本でした。それに。この絵。私自身がよく読んでいた「それいけ!ズッコケ3人組」の前川かずおさんで、より親しみが持てました。
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*「ロボット」の児童書*
| 「ロボット・カミイ」 こちらは、幼稚園へ通う紙製のロボット「カミイ」。 |
コメント
はなびやさんへ
「ロボットカミイ」は今途中まで読んでいるところです。ロボット系は男の子は好きですね。見ていると作りたくなるみたいです。この本もメモしました。
「しろいゆきあかるいゆき」を読みました。近々ブログに感想を載せたいと思います。
誌的な描写で、雪がふる情景か浮かんできました。
息子の反応は残念ながら、あまりよくなかったです。おもしろ系や動的な本を好むみたいです。
「しろいゆきあかるいゆき」を読みました。近々ブログに感想を載せたいと思います。
誌的な描写で、雪がふる情景か浮かんできました。
息子の反応は残念ながら、あまりよくなかったです。おもしろ系や動的な本を好むみたいです。
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我が家でも、わたしが気に入って読み聞かせをしても、子供のノリの悪い絵本があります。心の片隅に、記憶の片隅にでも、残ればいっかーて思っています。私自身も、手に取る時期やその時の気持ちで、本の内容がすっと入る時と全然入ってこない時とあるので。きっと息子さんも、記憶の片隅にとどめてくれているはず!