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まるいちきゅうのまるいちにち

「まあるいちきゅうのまるいちにち」
安部 光雄 編
- 童話屋

肩ひじ張らずに、メッセージを受け止めて、そして楽しもうよ。yeah.gif


○おはなし
 エリック・カール ー アメリカ
 レイモンド・ブリッグス ー イギリス
 ニコライ・ポポフ ー ロシア
 林 明子 ー 日本
 ジァン・カルビ ー ブラジル
 レオ&ダイアン・ディロン ー ケニア
 朱 成梁 ー 中国
 ロン・ブルックス ー オーストリア

8人の絵本作家たちが、それぞれの国の子どもたちの、12月31日から1日の様子を描いています。

 安部光雄の描く子ども、タスケがいるのは日付変更線上の無人島。テクレーと言う名のイヌが相棒。助けが来るのを待っています。そして、8カ国それぞれの子どもたちの様子を見て語ります。

○KABA
 「ふしぎなえ」で有名な安野 光雅さんが、8人の作家さんに声をかけて出来上がったこの絵本。一味違うお正月の絵本とも言えるでしょう。何せ、1月1日の8カ国の子どもたちの様子が描かれているのですから。

 この絵本のタイトル。「まる」て言葉が2回使われているでしょう、そのせいかなー。そして、安野光雅さんが描く表紙だからかなー。眺めているだけで肩の力が抜けるような、穏やかな気持ちになります。そして、表紙をめくると。
 「この本を見る子どもたちへ」と題された、「この本を作ったおとなたち」のメッセージが書いてあります。その隣のページには、安野光雅さんの言葉が書かれているんです。これらの言葉がね、優しいのよー。
 地球に住む世界の子どもたち。文化、人種、母国語いろんな違いがあるけれど、みんな同じ仲間なんだよ。同じ地球で同じ太陽の光を浴び、同じ月を眺める仲間なんだよ。みんなが仲良く暮せる地球であるといいね。なーんてことを、もっともっとわかりやすく、文を読めばそこに絵が浮かぶように語っているんです。
 難しいことは考えなくてもいい。不思議は不思議、とだけ思って楽しめば。
そんなふうに。肩ひじ張らずにメッセージの重さを感じずに楽しんでほしい、と、そんなふうに、このページで、語られているように思いました。

 この絵本はいろんなふうに楽しめますよー。絵本中央に、両開き2ページに帯状に描かれたタスケの話に耳を傾けて、読み進めるのも良し。
「タスケ」と「テクレー」。二人あわせて「タスケテクレー」。
 そして、一つの国に絞って読み進めるのも良し。同じ時を過ごす、各国の子どもの様子を見比べてみるのも良し。それぞれの作家の絵を楽しむのも良し。何度でも楽しめる絵本です。

アメリカ。夜は、大人たちのニューイヤーパーティが始まる。大人の時間をこっそり覗くトム君がいます。
イギリス。夜の3時に目を覚ましたジェームス。窓の外は雪。雪を見たら、もう眠ってられなくなったの?朝の6時にラッパを吹いたら、ママに怒られてる。
ロシア。新年のプレゼントは、自転車!雪山だってソリじゃなく、この自転車で滑り降りちゃう。
日本。晴れ着を着てはねつき。おいばねを犬に取られちゃった。でもね、ちゃんと追羽根も、飼い猫も、夜中に帰ってきます。
ブラジル。凧をたーくさん作って、海水浴しながらあげよう。
ケニア。家族で市場へお出かけ。ジョモ君の見る夢は何とも幻想的。
中国。花火で祝い、正月料理に舌づつみ。このまま、中国語で「新年好(あけましておめでとう)」を黒字で太く書きいれて、年賀状にできそう。でも、年賀状って日本だけの文化?
オーストラリア。こちらは真夏。海辺でファミリーキャンプ。

 私は、林明子さんファンなので、日本の絵を追って何度も楽しみました。猫とアキさんのストーリーがかわゆいです。
 イギリスのジェームスくんのベットのわきに置かれたマグカップにはスノーマンの絵!
 中国やロシア、ブラジルのお正月の様子に、へえー。
 ケニアのジョモくんの夢見るページの絵は不思議。

 それぞれの作家たちの絵は(安野さんの絵も含めてね)まるっきり違ったものなのに、こうして見開きに描かれていても、何の違和感がないものなんですねー。これは安野さんの腕なのでしょうねー。

 長男クンは、この絵本をひとりで見ようとしてギブアップ。この絵本は見るのにはコツがいりますね。最近、一人絵本を楽しむことが多い長男クンですが、さあ、この絵本は、大晦日の長ーい夜にでも、一緒に楽しみたいなーって思っています。



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コメント

えほんかあちゃんさんへ

あけましておめでとうございます。
元気に笑顔いっぱいで新年を迎えれれたことでしょう。

 この絵本、表紙も裏表紙も、楽しめますよねー。これだけの絵本作家さんたちの競演は、もっと派手派手しいというか、主張が強いっていうか、そういったものを想像していたのです。でも、手に取ってみると、言葉少なにやさしく語りかけられているようで、こちらからもっともっとのぞきこんでいきたくなるような思いで、見ています。

TBうれしいです。こちらからも後ほど、させてもらいに行きますね。

わすれてた!

大晦日の絵本って、何かないかな~。って思っていたんです。この絵本、忘れてました。各国の作家の競演で豪華な本ですよね。私も大好きです。以前、私のブログで紹介したら、海外で生活していらっしゃる方が、この絵本でお子さんに時差の説明をされたようなことを教えてくださいました。日本にじ~っとしている私には思いつかない、海外生活者ならではの味わい方だな~と思ったのを思い出しました。
実は弟が転勤で、昨日ポーランドへ旅立ちました。そこでこの絵本を思い出させていただいて、ありがとうございます!甥っ子にプレゼントしようと思います。
TBさせてくださいね。よろしくおねがいします!また遊びに来ます。

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