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じめんのしたのなかまたち

「じめんのしたのなかまたち」 エベリーン ハスラー 作
ケティ ベント 絵
若林 ひとみ  訳
-冨山房

地面の下で、飛ぶことを夢見ている虫がいるんだねyeah.gif


○おはなし
 木の葉が舞う秋。
地面の下の虫たちは、冬ごもりの準備を始めます。
 エリンゲン。双子のシュヌープとクヌープ。ロトロ。リア。
この5匹は大の仲良し。時々、エリンゲンのうちに集まってはトランプ遊びをします。
それぞれが、それぞれの方法で冬ごもりのためのごちそうを蓄えていました。
、リアだけは、ごちそうらしきものを蓄えてはいませんでした。
リアは、ごちそう=夢だと言います。何やら秘密めいています。
 エリンゲンは、自分にも秘密のごちそうがあり、鍵のかかる部屋に蓄えてあるのだと言いました。

 さて。外はもうすっかり雪に覆われています。
みんなは、相変わらずエリンゲンのうちでトランプをしていたのですが、リアだけは違いました。いつもいつも、糸でつくったハンモックで寝ています。きれいで、あたたかい夢を見ているらしいのです。

 どんどん寒くなり、蓄えがなくなってきた時。
エリンゲンが、みんなで食べようと、秘密のごちそうの部屋のかぎを開けると、
秘密のごちそう=球根は、ひびが入り、色も変になっていました。
たいへん たいへん。リアにも知らせに行きましたが、ハンモックの中は空っぽ。
リアはどこにもいませんでした。
 球根も、リアも、どうなってしまったのでしょう。

 春がやってきました。
生まれて初めて、外を覗きに行ったエリンゲンは、球根が赤いチューリップを咲かせていることを知りました。
そしてそのそばにいるのは、きれいなガ。リアだったのです。
 もう少し。もう少しすれば、エリンゲンも夢の中だけでなく、
本当に空を飛べるようになります。


  ○KABA
 この表紙の画像がないので、うまく伝わるかわかりませんが、寒い季節の虫たちの様子を幻想的に温かく描かれています。木々や草花木の実などが繊細に描かれ、夢を見続けるリアは、幻想的な淡い暖かな色で包まれていています。
 しっかりのストーリーがあるのですが、虫たちそれぞれの部屋を眺めるのもまた楽しい。部屋の位置関係も確かめながら読むと、また楽しい絵本でした。
 それに、5匹以外にも、アリなどの虫がいて、ちっちゃな子の絵本らしき本を読んでいたりするのも見つけるのも楽しかったです。

 この絵本を読んで思い出したのが、長男クンの好きな、やなぎむらシリーズの「サラダとまほうのおみせ」です。こちらの季節は春。そしてサラダやさんの あおむしさんが、姿を見せなくなり、チョウチョに変身するのです。
 
 そしてこちらは、ガに変身。そして何かの幼虫らしきエリンゲンも、時が来れば、いつか地上に出て飛べるようになるのだと、最後のページで、まだこのお話に余韻を残してくれています。裏中表紙のは、満天の星空を飛ぶ成虫になったエリンゲンの姿が描かれています。

 寒い日が続きますが、土の中の虫たちに思いをはせてみるのも、面白いものですね。


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