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ないた赤おに

「ないた赤おに」
作 浜田 廣介  
絵 いもと ようこ ― 金の星社


せつないよーyeah.gif


○おはなし
 人間たちと仲良くなりたい赤おに。「ドナタデモ オイデ クダサイ」と立て札を出しましたが、怖がって来てくれません。仲間の青おにはそんな赤おにのために一肌脱いでくれました。おかげで人間たちと仲良くなれた赤おにですが、その影には青おにとの別れが待っていたのでした。


○KABA

 このおはなし、ずーっと昔話だと思っていました。違ってたんですね。誰もが知っているこのおはなしは、近代童話の傑作です。
 表紙の立て札を持つ赤おにの絵。口元は笑っているのに目はどこか不安げですね。山の上から、ふもとの村を眺めているのかしら。来てくれるかなーって、考えながら・・。
 いもとようこさんの絵はどこまでもやさしく、この物語を語ってくれています。最後のページの赤おにの背中は、青おにを想い泣いてます。
 そして浜田 廣介さんの文章は、どこまでも心に響きます。

        「ドコマデモ キミノ トモダチ」

 そう結ばれた青おにの手紙は、赤おにへの無償の愛があふれています。

 青おによ、ほんとに君はそれでいいのかー?わたしだったら、わたしだったら、出来ないよー。一人悪者になって、友の元から去るなんてこと―。わーん、すごすぎるよ、青おに。せつないよー、青おに―。
 無償の愛。これって、我が子への愛に通じるかな。でも、まだそうとは言い切れない。今はわが子に代償を求める気持ちはなくても、年老いた私が、彼らの荷物となっていないとは限らないからねー。難しいね。無償の愛って。
 
 息子にこのおはなしを読んだとき、彼、神妙な顔になっていきました。その顔をみれば十分さ。君が何かを感じ取ってくれたことがわかるから。5歳の息子にとって、いつもよりちょっと文章の長い絵本だったのですが、この世界に入り込めたようです。
 
 このおはなし、他の人の絵でも絵本が出ていますが。ぜひ、いもとようこさんの絵で楽しんで欲しいです。そして、いもとようこさんのコメントも読んでみてください。いもとようこさんがどれだけ愛情込めてこの絵を描いたか伝わってきますよ。
 
 

 


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