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かまきりっこ

「かまきりっこ」
作 ・絵 近藤 薫美子
- アリス館

命つながるyeah.gif


○おはなし
 草原に生まれた219匹のかまきりっこたち。まだ小さなかまきりたちにとって生きていくことは難しい。死とは、食べられることにつながる。
 生き残り成長したかまきり1匹。卵を産み、命つながる。


○KABA
 かまきりの卵って見たことありますか?KABAはまだ勤めていた頃、虫かごにこの卵を入れていたんです。ある日、部屋のあちらこちらにかまきりっこたち・・・。虫かごのフタの隙間からゼーンブ逃げ出していたのでした。虫嫌いの子がクラスにいたのでコリャ大変だーって心配しましたが、その子「かわいい」って声をあげていました。ホント、蟻よりちっちゃいのにしっかりカマを持っているかまきりっこは、かわいいですよね。

 先日、我が家の庭にもかまきりっこがいました。指差し大好きな1歳の三男クンが「アッアッ」って指差すほうを見ると、かまきりっこが1匹。次男クンがそっと手のひらにのせていました。「またね」って逃がしてあげていましたが、その時には、次男クン触れることが出来るかな??(実は虫が怖い)さあ、大きくなって会いに来てよ。ね。生きて。

 この絵本。表紙の愛らしいつぶらな瞳のかまきりっこからうける印象と、内容の違いに驚きます。ページいっぱいに広がる生い茂った草むらの隅々まで、小さな虫たちの生きる様がリアルに、マンガチックに描かれています。生きることは食べること。死ぬことは食べられること。かまきりっこたちにとって生きることは難しい。弱肉強食。この世界で完全に弱者なんです。
 次男クンにとってこれは衝撃的だったみたい。かまきりは強者のイメージが強いからね。でも、自分の手のひらをはっていたかまきりは、薄黄緑色したちっちゃな生き物だったもんね。
 それから、オスのかまきりがメスに命を宿した後、頭を刈られているページは、理解できなかったみたい。これから卵を産むメスのパワーになるんだって説明したけど。これはこれでいいんじゃないかと思っています。年齢にあった理解できる本だけでなく、こういった理解しにくいページがあったとしても。アレって思ったことが、きっと記憶の片隅に残っているでしょうから。それが、この先、次男クンの中にこなれて消化できちゃう機会があると思っています。(それがまた楽しい)。だって絵本は今しか読めないわけじゃない。なんども、いつでも、いくつになっても開いてみればいいんですから。

 絵本の表の中表紙には、219匹の名前がついているかまきりっこが描かれています。そして裏の中表紙には222匹のかまきりっこたちと「つづく・・・」の文字があります。生き残った女王の卵から222匹のかまきりっこが誕生したんですね。そうやって、命のつながりは続いていくんですね。
 各ページの文章。頭とおしりの部分だけ、主張し過ぎない程度に文字色が違います。命のつながりが、ここでも表現されているのかな。
 KABAの好きなページは、秋の草むらで、虫たちが産卵している様子が描かれたページ。生きることは食べること。命を紡いでいくこと。季節が自然に巡ってくるように、ごく自然に命はつながっていくんだなって。このページでホッとさせられました。

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