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けんかのきもち

「けんかのきもち」
作 柴田 愛子・絵 伊藤 秀男
- ポプラ社


体いっぱい占領する、けんかのきもちyeah.gif


○おはなし
 ぼくは、こうたとけんかした。そして負けた。くやしい。泣いた。家に帰っても泣いた。泣きたい気持ちがなくならない。謝ってきても許さない。けんかの気持ちはまだ終わってないんだ。泣いた。泣いた。泣いた。


 こうたと作った餃子を食べた。一人でパクパク食べた。けんかの気持ちが終わった。さあ、仲直りしに行こう。


○KABA
 けんかはわるい。止めなきゃいけない。そんな考えを覆してくれる絵本です。KABA家は3兄弟だから、これからも(今現在もなんだよね)こういったけんかの場面はちょくちょくあるでしょう。ただ。この絵本の言葉があれば、少し余裕を持って見守ることが出来そうに思います。そんな読感がすがすがしい絵本です。
 への字に曲がった口と見開いた目が、涙より、湧き上がってくる感情と戦っているのが伝わって来る表紙の絵です。
 けんかのきもち。KABAにもわかります。のどの奥に何かが挟まって、それがヘンな熱を帯びているように心の中を支配する、押さえ切れない湧き出す気持ち。
 けんかの理由が描かれていません。これってKABAにとってすごいこと。保育の仕事をしているときも子育て中の今も、けんかの理由は把握しなくっちゃって、やきもきしていたKABAです。でも。ここに出てくる愛子先生やお母さんは、それをたいに問い詰めたりしてないんですよね。
 愛子先生の思いは・・・。この絵本の表紙の折り返しに、こんなことが書いてあります。

けんかは 素手でやる。
けんかは 1対1でやる。
けんかは どちらかが
やめたくなったら やめる。
これが けんかのやくそく。

けんかすると、
まえより もっと
なかよくなる。

たいこうたのけんかは、これに当てはまってたんでしょう。たいの家に来た時、お母さんに状況説明もしてたんだろうね。だから、ただ、見守ってる。ここには描かれたないけど、こうたの気持ちもホローされてたんだろうね。
 この絵本のモデルとなっている「りんごの木」が気になります。確か中川ひろたかさんも、この結成メンバーだったように思います(エッセイに書かれていました。)子育てのいろんなヒントがもらえそう。
 KABAが好きなページは、泣いて家に帰ったかいがお母さんの膝で泣いているシーン。「どうしたの」って問い詰めるのでなく、笑顔で受け止めてくれるお母さん。ふくよかな膝の温もり。これだけで、子供って救われちゃうんだなあ。
 
 KABAも、こうありたい。もう一度、この絵本の表紙の折り返し部分の言葉を繰り返し読んでおこうっと。
 

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